【センター試験廃止】大学入学共通テストとは?【まとめ】

今回は「センター試験」廃止に代わって実施される「大学入学共通テスト(共通テスト)」についての記事です。

これから大学受験を控えている受験生の方、お子さんが今年から受験生となる方など様々な人の不安や疑問を解消したいと思います。

センター試験はいつ廃止なの?

センター試験が廃止されるのは 2020年。東京オリンピックの年ですね。

2020年の1月に行われる試験(平成31年度の試験)で最後となります。

つまり2021年からは共通テストとなります。

「センター試験」は1990年から開始されているので30年の歴史に幕を下ろすことになります。

センター試験はどうして廃止されるのか

「センター試験」は、全国およそ50万人の受験生の正しい学力を測るために精査に精査を重ねて作られた問題の内容として「マークシート」試験の中では日本トップレベルの完成度の高さでしたが、さらに思考力を問う問題を作ることで、新時代でも対応できるような力を身に着けてほしいとのことで新たに「大学入学共通テスト(共通テスト)」の実施することになりました。

大学入学共通テスト(共通テスト)の内容は!?

大きく変わることは主に3つ

  1. 全ての科目で知識よりも思考力を問う傾向になる
  2. 国語と数学では記述式のテストが導入
  3. 英語は民間の試験が導入

1.すべての科目で知識よりも思考力を問う傾向になる

「共通テスト」では、自ら問題を発見して、答えや新しい価値を生む力こそが重要になるとのことで導入されたので知識偏重型の「センター試験」よりも思考力を問う問題が多くなるでしょう。

すでに公表されている共通テストプレテストを見る限りイラストや図といった資料を使って考える問題が多くなった印象です。教科書の言葉だけを丸暗記しては解けないような問題ばかりです。

2.国語と数学では記述式のテストが導入

国語では、選択式の中から最も適当なものを選ぶのではなく、問題文と設問を読んで自ら回答を書き出さないといけなくなりました。

数学では、問題用紙に書かれていた手順に沿って解くのが「センター試験」でしたが、「共通テスト」では決められた方針がなく、自ら思いついた方針を解答に書きます。

どちらも自らの思考の末に思いついた解答を記させるようです。

Tips 記述問題の解答基準を全国一律にするのは不可能?

記述問題では「採点」が大変難しいです。例えば、東進や河合塾、駿台といった予備校業界でも記述模試の採点が頻繁に行われていますが、採点ミスも多々あり、受験生が本部まで問い合わせたり、抗議することも実際にあります。私も何度か問い合わせしました。

その中でも採点が難しいのが国語。全国60万人近くの解答を自由に作らせたら、採点にはおそらく膨大な量のサンプルが必要になるでしょう。本当に私立大学入試の開始時期の2月までに間に合うのでしょうか。本当に公正に採点できるのでしょうか。また、そのような事態から受験生は正答例を求めようとします。ここで登場するのが受験産業。むりやり正答例を作るはずです。「共通テスト」は自由な思考力を養うためにおこなっていたはずなのに、結局は受験業界の決まりきった解答作成のアプローチに終着するでしょう。

私立大学の国語では記述が基本ありませんがなぜでしょう。皆さんは考えたことがありますか?答えは簡単で採点がしやすいからです。いくつでも併願可能な私立大学は志願者がものすごく多いですし、わざわざ記述採点にコストをかけられません。これに対して、国公立大学の国語は受験生が限りなく少ないので記述採点がしやすいため、記述問題が出題できます。

3.英語は民間の試験が導入

  1. ケンブリッジ英語検定
  2. TOEFL iBT
  3. TOEIC L&R+S&W
  4. GTEC
  5. TEAP(+TEAP CBT)
  6. 英検
  7. IELTS

以上のうち、どれかの民間試験の結果が利用されます。

通常の英語の試験は平成35年ごろまで実施されるようです。

最後に

センター試験の廃止と共通テストの実施の変わり目のこの時期が一番対策しにくいと思います。

皆さんも頑張って対策に励んでください!!

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